商業手形の割引(資金化)だけで無くお困り事等ご相談ください。

龍実ブログ

  • 善意の第三者

    手形講座
    2015/05/25

    60年も手形の商売をしていますと、トラブルが絡んだ手形を割引いてしまった経験や、 お客様から色々な話を伺う機会がありますが、今回は手形の善意取得について、 お話したいと思います。 手形は”基本的に”「一旦、振出人(為替手形は引受人)から手を離れると、如何なる 理由が有ろうと、振出人としての義務を負い、逆に手形の所持人は、その権利が保護 される」と言う、有価証券の流通性を損なわないように、厳格な決まり事があります。 皆さんも一万円札を入手した時に、誰の手を経由して、その経由の理由まで 考えませんよね。それに近い考えで保護されています。 しかし、”基本的に”と申し上げたように、「手形の振出人は、善 …続きを読む

  • 手形は、手形法に基づいた基づいた一定の要件が整っていれば、 仮にメモ帳のような物 であっ ても有効ですが、効力を得る為の”呈示” する 行 為は、手形交換所でしか出来ないのが 現状です 。 その手形交換所へは、ルール上「統一手形用 紙」 という全国銀行協会 連合会で 一定した規格 様式 で作成され、かつその銀行が直接取引先に 交付した用紙を 用いる事になっています。 ”呈 示”する為には、銀行(金融機関)が受付窓口 になる訳ですが、 想定される色々な トラブルを 未然に防ぐ為に、銀行業務上受け付けてもらえない手形があり、 弊社もお取引に際して、 注意をはらっています。 よく、流通を妨げる手形か …続きを読む

  • ~表面金利と実質金利~

    手形講座
    2015/04/20

    前回のブログで、「先取り利息→表面金利」と「後取り利息→実質金利」という お話を しましたが、 今回は、“もっと本来の大きな意味”での、 表面金利と実質金利のご説明をしたい と思います。 皆様は「銀行はお客様本人の信用の範囲 (与信枠)でお取引する」という事は、 御存知だと思います。 信用とは「ヒト・モノ・カネ」です。 ここで注目していただきたいのは、 「モノ・カネ」の部分にあたるところです。 (モノは商流やビジネスのスキーム… でもありますが) で、銀行はそこに担保を要求しますよね? 法的には、 拘束性預金は禁止されていますので、 何とも言い難いのですが、今回は『銀行へ供与している担保が、 …続きを読む

  • ~手形割引の金利~

    手形講座
    2015/04/15

    皆さんは、金利と利息(利子)の概念の違いを御存知ですか? 一般に、金利は「マーケットで具体的に成立している使用料であり、手数料も含まれているもの」で、 利息(利子)は、「抽象的な観念で、貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価」 と言われています。 法律用語としては、通常「利息」を用いますが、何故か預貯金に対し、銀行では「利息」。 郵貯では「利子」と呼ばれています。 そんな訳で「割引料」は→“ある一定利率の金利計算をした上で算出したもの”と言う言い方が 正しいようです。 前置きが長くなりましたが、今回は御存知の方も多いかとは思いますが、 この「割引料」は、先取り(前取り)で計算さ …続きを読む

  • リニューアル!

    お知らせ
    2014/03/03

    こんにちは、経理事務の吉澤です。 私、実は今日で入社3年目になりました! 月日が経つのは早いものです…これからも初心を忘れずに仕事を頑張っていきます。   さて、皆様お気づきでしょうか?? このたび、ホームページがリニューアルされました! 以前のホームページでは、龍実商事の社員の顔が分からなかったのですが、 今回のリニューアルで、オープンにすることにより、社内の雰囲気をお伝えできていればいいな…と思います。 あと、柑橘系の色を使用し、明るい雰囲気になったのが個人的にお気に入りです。   ちなみに、私は「商業手形って?」のバナーで、頭の上に沢山「はてなマーク」をつけております! 今思えば、3年前 …続きを読む

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